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2006 01,14 03:06 |
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今回は、「住まいの防犯基本編その3」を予定していたのですが、大阪堺市の殺傷事件について、私なりに思うことをまとめてみたいと思います。
事件の概要はすでにご存知かと思いますが、 「10日午後2時5分ごろ、大阪府堺市神野(こうの)町2丁、特許事務所経営、沢喜代治さん(58)方で、妻真喜子さん(51)と二女やす子さん(21)が訪ねてきた男に突然刃物で刺された。真喜子さんは首と顔など7、8カ所を切られ、病院に運ばれたが死亡。やす子さんは顔に10日間のけがを負った。大阪府警捜査1課は殺人・殺人未遂事件とみて堺南署に捜査本部を設置、男の行方を追っている。男は無言で切りつけており、やす子さんは「知らない男だった」と話している。...」(LivedoorNEWS「毎日新聞」より) と言う事件。 まだ、解決していないので、憶測で物を言うのはどうかとも思うのですが、ここまでの 事件に巻き込まれるかどうかは別にして、一つ考えて見ましょう。 ○犯人は、玄関の呼び鈴を押し、出てきたところを襲っています。 では、もしインターホンがカメラ付だったらどうでしょう? ひょっとしたら、事件の顛末は変わっていたかもしれません。(あくまで、「かも」ですが) カメラ付インターホンでなかったとしても、ドアスコープ付のドアで、チェーンロックを していれば、いきなり襲われる事はまず無いと思います。 ただ、引き戸で外を確認できるものは無い(もしあったら教えて下さい)ので、カメラ付 インターホンにする以外ないようですが。 この辺り、サッシメーカーさんはどうお考えなんでしょう? 一部だけ透明なガラスにするとか10cmくらいのところでロックが掛かるようにする とか標準であっても良いような気がするんですが。 そうしないと、和風の家がこの先どんどん減っていく!なんて事になりかねない? まあ、日本建築が衰退するかどうかは別として、和風の家だから防犯性能が低くても 仕方がない。なんてことはありえません! ○それともう一つ、玄関は施錠していなかったそうです。 もし、施錠していたら、例え擦りガラス越しでも、気になれば「どちら様?」と声を掛けて 用心する事は出来ると思います。 確認せずにいきなり開けてしまっては、どうしようもありませんが、向こうからいきなり ドアを開けて襲ってくる事は、防止できると思います。 ○更にもう一つ、ニュースの映像を見る限り、呼び鈴は門の外ではなく、玄関ドアの横に ついていました。 (はっきりと確認できませんでしたので、見間違えていたらすいません) もしこれが、門の外についていたら?たとえカメラ付でなくてもインターホンで話せる タイプなら、ドアを開けても門までの距離がありますので、かなり状況は変わるはずです。 ○更に、更にもう一つ、門が開けっ放しだったとしたら? (事実が不明なので、ここは「仮定」としてお読み下さい) 今回の事件が、場当たり的な犯行であったとして、門が閉まっていたら、ひょっとしたら 門を開けてまで中に入ろうとはしなかったかもしれません。 と、ここまでで何か思い出しませんか? そう、小学校で起きたあの事件です。 もし、門を閉めて、ドアに鍵をかけ、カメラ付きのインターホンがついていたら、 事件は起きなかったかも知れません...あくまでかもですが。 家も学校と同じ、学校も家と同じ。防犯対策の基本は変わりません。 ○最後に。 ・家にいるときに玄関の鍵は閉めてますか? 〜マンションの方は、大抵鍵を掛けていると思いますが、不思議と戸建のお宅は、 鍵をかけてない事が多いんですよね。私も実家に居た時はそうでした。 ・門は閉めていますか? 〜施錠できなくても閉めておくだけで、防犯に対する意思表示につながりますので 面倒でも閉めるようにして下さい。 ・不用意に鍵を開けたりしていませんか? 〜これから家を建てるのでしたら、ぜひカメラ付のインターホンを門の外につけて下さい。 もし、今から工事する事が難しい場合でも、鍵を開ける前に声を掛けて、用心は怠らない ようにしましょう。 対岸の火事とせずに、無理の無い範囲で、出来ることを考えてみて下さい。 *最後に、被害に会われた方のご冥福をお祈り申し上げます。 PR |
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2005 12,28 02:12 |
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早いもので、今年も残り僅かとなってまいりました。
よい一年でしたか? 今年よかった人は、来年はさらによい年に! 悪かった人は、来年こそよい年になるといいですね!(^^) よい年にする為には、何事も最初が肝心! と言う事で、初詣や旅先で悲しい思いをしないためにスリ・置引きについて お届けします。 ○スリや置引きの手口として一般的?なのは ・人ごみにまぎれてポケット、カバンからサイフを抜き取る。 ・カバンをナイフなどで切ってサイフを抜き取る。 ・電車の中で泥酔して寝込んでいる人からサイフを抜き取ったり、カバンごと持ち去る。 ・飲食店や、電車内で、席を外した隙に上着のポケットやカバンの中から抜き取る。 ・道を尋ねる、急病の振りをする、「背中に○○がついてますよ」などと親切心に つけこむ。 ・ゲームや買い物に夢中になっている隙を狙う。 などなど、全部あげたらきりが無いほど、あの手この手で狙ってきます。 ○防ぐ方法は、特別な事は何もありません。当たり前のことをするだけです。 ・サイフなど貴重品は、見えないように持つ。 (長い財布をお尻のポケットに入れるなど、言語道断ですよ〜) ・上着に入れる場合はボタンを閉める。 ・人ごみに入るときや、電車で寝てしまいそうな時は、カバンを前で抱える。 ・貴重品は、必ず持って移動する。(席に置いたままトイレなどに立たない) *よくレストランなどで携帯電話や手帳を机に置いたまま、トイレなどに行く人がいますが 必ず持って行くか、見えないようにしまってから席を立って下さい。 (個人情報がぎっしり詰まっていますから) ・荷物は目の届くところで、且つ、ストラップなどを体の一部や椅子などに掛けておく。 ・サイフを入れたポケットに手を入れて、握っておく。 ・送信部が一定距離以上離れると、アラーム音とバイブレーションでお知らせ!なんてのも あります。 などですが、まとめると、 ・見えないようにする! ・目を離さない! ・手放さない! ・意識する! の4つです。 以前、電車の中でサイフをトートバックの一番上にぽんと乗せたまま友達と話している女性を 見かけた事があります。 ハンカチ一枚上にかけて、見えなくするだけでもずいぶん違います。 (これは、そうする事で、カバンに財布が入っているから気をつけようという意識にも つながりますので、ぜひ実行して下さい) それから、海外に行かれる方は、特に注意して下さいね! ドイツの日本大使館のホームページでかなり詳しく手口が紹介されていますので、 そちらもぜひご覧下さい。 在独日本大使館 ← ここをクリック 明日の仕事納めの後、実家に帰りますので、これが今年、最後のコラムになります。 今年から始めたこのblogも早いもので、まもなく8ヶ月が過ぎようとしています。 途中何度も挫折しそうになりながらも、皆様のおかげで、何とか続けてこれました。 稚拙な文章にもかかわらず、暖かいコメントや、様々な応援を頂いた皆様に、心より 感謝申し上げます。 本当に、本当に、ありがとうございました。 来年は、夢の実現に向けてさらに、パワーアップしていきたいと思いますので、 今後ともよろしくお願いします。 それでは、皆様、よいお年を! 最後に、防犯の基本は、「鍵掛け!声掛け!整理整頓!」ですよ!お忘れなく! |
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2005 12,16 00:12 |
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今回は、前回の続編という訳ではありませんが、消防についてのコラムをお届けします。
出火原因のワーストワンが放火だというのは前回お話したとおりですが、年々増え続ける 放火に対し、消防庁はただ、手を拱いていだけかと言うと、そういう訳ではありません。 と言ってもまだまだこれからという話ではあるんですが、試験的に色々されていますので、 ちょっとご紹介します。 ○その1「監視カメラ」 まだ試作段階ですが、炎を感知するセンサーを組み込んだカメラでライターなどで放火 しようとすると撮影する(オービスの超小型版のようなもの?)監視カメラを評価中です。 犯人逮捕以外に、設置する事で、抑止効果も生まれ、撮影時に光るフラッシュで威嚇 できますので、防火対策としてはかなり有効だと思われます。 平成15年から一部地域で試験的に導入し、それなりの効果を得ているようです。 (色々対策をした中の一つなので、これを設置したから減ったと言うわけではありません) ○その2「放火火災情報地図」 警察で導入している犯罪マップの放火版といったところでしょうか? これが完成すると、「いつ」「どこで」「どのような手口で」と言ったデータベースを パソコン上で地図として、検証出来ますので、放火防止対策を立てる際に、大いに役立つ ツールになると思われます。 情報の共有化が出来れば、そこに住む方々の注意喚起にも繋がりますしね。 これも現在作成中で正式リリースにはもう少し時間が掛かるようですが、早期のリリースを 期待したいと思います。 住宅火災というのは、死に直結する確率が極めて高い。(特に高齢者や子どもが) 個人住宅への火災警報装置の設置を義務化するなど、消防庁もかなり本気で取組んでいます。 それでも、我々一人一人が注意しなければ火災は減りません。 皆さんも一度、家の周りを点検してみて下さい。 消防庁ホームページ ← ここをクリック |
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2005 12,13 18:12 |
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いきなりですが、クイズです!
Q.火災の出火原因のワーストワンは何でしょう? A.「放火です」←「」内をドラグしてください。 もうすぐお正月。 年末年始のこの時期、一年で二番目に放火の多い季節です。 (意外かもしれませんが一番多いのは3〜5月だそうです。 自殺者もこの時期が一番多いんですが、この時期はストレスもピークになるんですかね?) 「防火に勝る消火なし!」ということで今回は放火にあわない為の防犯対策をお届け! お〜なんか久しぶりに「住まいの防犯」かも〜 では早速。 ○第一には、燃えやすい物を外に出しておかない事! 資源ゴミ(新聞や雑誌など)は必ず当日の朝に出しましょう!放火は人目につきにくい 深夜に集中しています。 夜間に燃えやすい物を外に放置するなど、狼の群に羊をほうり込むのに等しい行為です。 止めましょう。 ○門灯やセンサーライトで死角を無くす事! 闇にまぎれてこっそり火をつけるのが、放火の通常の手口。 ある程度の明るさを保つ事で、犯罪意欲をそぐことができます。 また、センサーライトで威嚇したり、防犯カメラ、ダミーカメラなどを設置しする事に より抑止力を持たせることが出来ます。 *ダミーカメラについて、空巣対策としてはお勧めしていませんが、放火に限って言えば 暗いので本物かどうか見分けがつきにくく、プロの空巣のように周到に下見をする事は 少ないので、それなりに効果は期待できると思います。 (但し、カメラがついている事を、ステッカーなどでしっかりアピールしましょう! 暗くてカメラに気付かなかったなんて、笑えないジョークは無しですよ) ○門やシャッターは閉めておく事! 施錠できれば一番良いのですが、もし出来なくても、ちゃんと閉めておきましょう! 外に雑誌などを出しておかなくても、家の裏などに入られてしまうと何かしら燃えやすい ものが置いてあるものです。 もし、門やシャッターがついていない(若しくは壊れていて閉められない)場合は、 ロープやチェーンをかけるだけでもずいぶん違います。 過去に何度も出てきていますが、領域性の強化と言って、物理的に閉ざさなくても、 テリトリーを主張する事で、心理的に入りにくくすることが出来ます。 但し、ロープなどで代用する場合は、膝と胸の高さに最低2本張るようにしましょう。 *防犯設備士のテキストによると、最低4本(「地面から20cm」に1本「地面から1m 以上」に1本。間隔は30cm以内)以上の線状のものを設置した場合は、侵入しようと するものに対する明確な意思表示と出来る。とあります。(参考までに) ○バイクや車のカバーは、難燃性のものにしましょう! 結構やられるらしいです。 あと、人通りが少なく暗い場所には路上駐車しないようにしましょう。 【楽天市場】でも購入可能です。 ・バイク用 → 燃えにくいワールドバイクボディーカバーM ・車 用 → ボディカバーオクトプラス防炎厚地 ○被害を最小限に食い止めるための心構えを持っておきましょう! 消火器の設置や、避難経路の確認、消防への通報など万が一の場合に対応できるよう 準備しておきましょう。 もちろん、身を守る事が最優先です。 お正月に長期間家を開ける機会も多くなると思います。 一年の始まりを気持ちよくすごすためにも、十分注意して下さい。
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2005 12,01 23:49 |
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広島の事件も容疑者捕まりましたね。
ご遺族の気持ちを考えると、諸手を挙げて喜ぶ気にはなれませんが... 今後は、動機や手口などを解明して今後の防犯に少しでも役立てるようにして欲しいと 思います。 また、このような事件を教訓にみんなが防犯意識を高め、自分たちの手で地域を守ろう という気持ちになっていければと思います。 そんな願いも込めて、今日は、神奈川県川崎市で活動されている「NPO法人防犯ネットワーク」 さんをご紹介します。 どのような事をされているのかと言うと、 情報を共有する 見て見ぬふりはしない 自分にできることを行動する の3つを基本理念として、会員登録者に地域の犯罪速報などをメールで発信するとともに、 「挨拶運動」や「ワンワンパトロール」などにより、地域の連帯感を高め、みんなで地域を 守ろうという防犯運動をされています。 (以前ご紹介した防犯環境設計の「領域性の強化」を実践していこうという試みです。) そんな防犯ネットワークさん。川崎市高津区の久本小学校で12月18日に子供向けの 防犯教室を開催されます。 小学校低学年以下は定員になってしまったようですが、小学校高学年クラスはまだ空きがある そうですので、お近くの方は、ぜひ参加してみて下さい。(参加するにはメールかFAXで 事前に申し込みする必要があります。) 詳しくは、NPO法人 防犯ネットワークさんのホームページをご覧下さい。 我が家も家族全員で参加します。 田中さんこれからもがんばって下さい! *名前のところをクリックするとJUMPします。 ↓ ↓ ↓ 「NPO法人 防犯ネットワーク」 「☆みんなの力で地域を守る!☆」 |
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