人気blogランキングへ←ついでに”ポチッとお願いします。

久方ぶりの更新です〜
世間では、ニッパチなどと言って２月と８月は暇なはずなんですが、建築系の設備会社ってこの時期結構忙しいんですよね〜蓮
今年は、お盆休み返上で異常な程の忙しさで、バテバテです。嶺

そんな中、先日築２０年くらいのマンションにお邪魔した際に、日本ではなかなかお目にかかれない物を見る事ができました。
それは何かと言うと...
↓

↓
内開き（家に入る時押して開けるタイプ）のドア！
外国では、ほとんど内開きなのだそうですが、日本の場合、玄関で靴を脱いでから上がるという習慣上、玄関にそれなりのスペースをとらないと内開きのドアにしにくい為、殆ど外開きなんですよね。
（なぜ玄関が広くないといけないかと言うと、玄関が狭いとドアを開けるたびに靴がえらい事になってしまいますから...）
では、なぜ外国は内開きなんでしょうか？
答えは、内開きのほうが防犯上優位だから！
どこがどう優位かと言うと...

１つめは、蝶番（チョウツガイ）が外に出ない!!
〜どんなに強固な錠前をつけていても、つけ根を外されると、ドアは取れてしまいます。
　まあ、大抵の玄関ドアは、それなりに破壊しないと簡単には外れないようにはなって
　いますので、普通の空巣はあまりやらないようですが...

２つ目は、ドアとドア枠の隙間が少ない為、バールなどによるコジ開けに強い!!
〜空巣の手口にコジ破りと言うのがありまして、バールなどを使って、ドアを歪ませ、
　デットボルト（錠前のかんぬき）をストライク（ドア枠に付いている受皿）から
　外してしまうんですが、内開きの場合、そもそも横方向に力をかけにくいのでこの手口は
　ちょっと難しい。
　＊対策としては、ステンレスのガードプレートを取付け、「鎌付きデットボルト」の錠前
　　に取り替えたりする事で対応可能です。
　　〜実物はこちらをご参照ください。

　　　　→「美和ロック（株）」


　　　　→

マンションの場合、だからと言って、勝手にドアを変えるわけにも行きませんが、デットボルトの辺りに、ガードプレートを取り付けるだけでも、ぜんぜん違いますので、外からデットボルトが丸見えの場合は、すぐに取り付ける事をお勧めします。

もし、家を建てる時、土地に余裕があれば検討する価値はありますよ。
この日本で、土地に余裕のある人など、まず、いないとは思いますが...
人気blogランキングへ←ついでに”ポチッとお願いします。